iBeaconについて
iBeacon Technologyとは、iBeaconが出すUUID/Major/Minorの値を取得して、その距離を測ることができる、今後注目の技術です。
「たったそれだけしかできない」とも思えますが、それをうまく使うことでスマートフォンと物理空間をつないで様々なサービスができるのでは、と考えられています。
まずは、以下に参考になりそうなURLを載せておきたいと思います。
アップルが普及を狙う「iBeacon」とは何か? その基本を押さえる
http://ascii.jp/elem/000/000/899/899293/
iBeacon Technologyを用いた超小型ビーコン端末『Beacon USB』を販売! 使用時の突起物サイズは僅か6mmと省スペースで、あらゆる所に設置 ~技適取得、各国電波法認証、送信出力変更可能~
http://www.atpress.ne.jp/view/45443
iBeaconの発信装置がAmazonで3個12,000円で手に入るようになりました。
マルチキャストストリーミングが必要となった経緯
マルチキャストストリーミングが必要となった経緯について。
仕事の関係で、Linux環境で1台(サーバ)のデスクトップをMAX140台のクライアントに同時配信する必要が出てきたため。
当初は、専用のアプリケーションを購入しようと思っていたが、見積をとってみると500万近くかかる、ということで却下した。また、OSSでも探してみたがうまく行かなかったため、自作することとなった。
参考)MultiVNC http://sourceforge.jp/projects/multivnc/
当初から「手間をかけず」構築し、「シンプル」につかえることを念頭において考えた結果、FFMpegにたどり着く。
http://d.hatena.ne.jp/hycon/20100923/1285226128
しかし、色々面倒な感じだったのでもう少しGoogle先生に質問してみた結果、VLCでストリーミングが出来る、という情報に辿り着いた。
やってみると、結構いい感じで出来たので、それらを管理する仕組みを考えることに。
いままでPHPばかり使ってきたが、海の向こうではPythonが人気、というのもあって、Pythonで開発しようと思い立った。
次回は、コード的な所をまとめて書く予定。
vlcでデスクトップをストリーミングする
pythonネタではありませんが、OSSの動画プレーヤーのvlcについて書きたいと思います。
vlcでストリーミング
vlcは無料の動画再生ソフトと思われがちですが、動画再生だけでなく様々な利用方法がります。
その中でも、特筆なのは「動画配信」機能です。
今回はその動画配信機能を用いて、デスクトップを動画で、マルチキャストストリーミングする方法をご説明します。各プラットフォームでファイルパス等は少し変わりますが、基本的にマルチプラットフォームですよ。
■用意するもの
■手順
1.配信元PCで以下のコマンドを実行
cvlc screen:// :screen-fps=15 :screen-caching=30 --sout "#transcode{vcodec=mp4v,vb=800,scale=1}:rtp{mux=ts, dst=239.255.0.1, port=5004, sdp=sap://, name="ServerScreen"}"
2.配信先PCで以下のコマンドを実行
cvlc rtp://@239.255.0.1
詳しい解説は次回ご説明します。